この記事には暁月アライアンスレイド「ミソロジー・オブ・エオルゼア」のネタバレが含まれます。
少し前に「ミソロジー・オブ・エオルゼア」一連のクエストをクリアしました。
アライアンスレイドはいつもわちゃわちゃしていて楽しい。
「ミソロジー・オブ・エオルゼア」はハイデリンも絡んでくるし、エオルゼア各地で祀られている十二神の正体や目的にも迫る内容だったので、クロニクルクエストじゃなくてメインストーリーでも良かったんじゃないかしら?と思いつつ、これまでの雰囲気とはまた一風変わったファンタジーさがあり面白かったです。
なかでも本クエスト主人公・デリック氏の隠しきれないコミュ障っぽさに、個人的な共感を感じてしまって何度もニヤニヤしてしてしまった。
途中、デリック氏とボリス君で二人行動をする場面があるんだけど、そこで会話がうまく続かずに、結局お互いに別々で行動しようと提案されたときには
あー、コミュ障あるあるだね、
と妙に納得してしまった(笑)
数年来付き合いのある友人ならともかく、昨日今日知り合っただけの人と二人で一緒に行動してくれとか・・・クルルさんきついっす。
この先重要なネタバレになりますので改めてご注意。
つづき↓
他にも、
デリック氏の正体はエオルゼア12神の一人「オシュオン」だったんですが、他の神々が星海に戻っていく中で一人原初世界に残るとなった際にも、中々自分の本音を言い出せずに、けどなんとなくそういう雰囲気はかもしだして、周囲に「じゃあ、オシュオンは残っちゃいなよ!」と言わせる場面とか、こういうこと自分もよくあるなと思いました(笑)
最後、デリック氏とボリス君との別れのシーンでも共感できるところがあって、
デリック氏が自分の名前がついているオシュオン大橋を見に行きたいというので、そこまで案内してお別れってなるんですが、このシーケンスが異常にながーいんです。
大橋についたからもういいかなと思ったら、そこで少しお話することに。
ちょっとのつもりが気がついたら朝・・・
そろそろ帰りますか、
と思ったけどもうちょっとだけ、
橋の下までお送りして、
そんなに名残惜しいなら普通にリンクパール渡したり、連絡先交換すればいいのに。
きっとデリック氏は「LINE交換しようよ」言われるの待ってたと思いますよ、ボリスさん。
去り行くデリック氏を見送って、めだたしめでたし。
最初、このシーンを見た時にテンポ悪くて間延びするなと思ったんだけど、これって意図的だったのかな?
日常生活でも、終電逃したから適当な居酒屋で時間つぶしてて、始発になったから「じゃあ解散しようか」ってなったときに感じる、ちょっとした寂しさってあるじゃないですか。
仲のいい友人や恋人と別れる際に「もうちょっと一緒にいようよ」と言いたけれど、言い出せずに、なんとなく握手とか軽く肩や手だけを触って「じゃあまたね」といって去っていく感じ、
このながーい別れのシーケンスに、デリックの心のせつない動きが表現されてるのかな?
別になんてことないシーンなんだけど、個人的にこれまでのFF14の色々な場面の中でもトップクラスに好きな場面です。
クロニクルクエストだから、今後デリック氏が登場するってことは多分ないんだろうけど、意外とFF14にはいないタイプのコミュ障キャラだなと思ったので、何かの形でまた関わりがあると嬉しいなと思います。
他の12神がみんな自信満々のキャラだったから、それも相まってデリックことオシュオンに共感してしまうクエストでした(笑)