FF14 ボリスのロスガル日記

プレイ日記やロスガルの装備イメージを載せていきたいFF14雑記ブログ

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【ネタバレ有り】黄金のレガシーをクリアした!【感想】

こちらの日記には「黄金のレガシー」のメインストーリーのエンディングに関するネタバレ、個人的な感想が含まれますのでご了承ください。

 

気がついたら「黄金のレガシー」メインストーリーが終わっていた。

 

なんだか、すっと通りすぎてしまったような感じです(笑)

巷では賛否両論のある「黄金のレガシー」メインストーリーですが、自分の感想は「なんか中途半端だったなあ」という印象でした。

 

まず全体の世界観は好きでした。「トライヨラ」の明るい雰囲気とか気分が明るくなるし「シャーローニ荒野」の渋い西部劇っぽい感じも良かったです。グラフィックアップデートに基づくビジュアルもクオリティが高く、風景や街並みもとても綺麗でした。

 

特に「ソリューション・ナイン」というFF14史上、最高にかっこいい街が出てきた時は、散策とSS撮りだけで3時間くらい過ぎてしまいました(笑)

ソリューション・ナインさいこう!

ソロプレイなので悲しいかなNPCとの写真しかない(泣)

ボリスさんはソリューション・ナインの風に当てられて青髪になりました(笑)

この時がいちばん楽しかった・・・

 

しかし、それ以外の要素が深掘りされないまま終わってしまったなぁと言う感想です。

 

今回、色々と詰め込み過ぎたんじゃないかなと思います。

 

「黄金のレガシー」は、これまでの「新生のエオルゼア」から「暁月のフィナーレ」まででやってきたことをすべて詰め込もうとした印象があります。

 

新しい大陸、新しいキャラクター、新しい敵、新しい鏡像世界・・・

「暁月のフィナーレ」でひと段落した状態からの新しい展開はワクワクするものでしたが、色々やり過ぎた事で全体的に中途半端になってしまった気がします。

 

良かった部分、例えば世界観や街並みに関しても、ビジュアルは素晴らしいんだけど、街並みや文化の背景設定があまり語られないため、「かっこいいなー!」だけで終わってしまった感は否めなかったです。

確かに綺麗なんだけど、舞台背景があまり見えない・・・

新キャラに関しても同じような印象です。

 

「漆黒のヴィランズ」や「暁月のフィナーレ」が面白かったのは、新生時代から続いてきた暁のメンバーをはじめとしたキャラクター達との長い歴史や関係性があってのことだと思うのです。

 

だから「黄金のレガシー」で急に出てきたウクラマトやトラル大陸の人々、ゾラージャやスフェーンといった新キャラクターには感情移入が難しかった。プレイヤー側の心が追いつく暇もなく、彼らの物語が急速に展開されるのには少々強引さを感じました。

 

今回、結構多くのキャラクターが死んだり消えたりするけど、彼らに対する思い入れがないので、正直ぜんぜん悲しくなかったです。

グルージャジャ様が一番丁寧に描かれていた気がする。

特に賛否が分かれているウクラマトに関しては、先も書いた通り、こちらが感情移入をする前に彼女メインでストーリーが進んでいくため、あまり好きになれなかったです。

 

エスティニアンに「相棒」と呼ばれるのは嬉しいけど、ウクラマトに「お前」って呼ばれるのはムカつくというか、終始「強引で無礼なやつだな」という印象のままでした(笑)

 

「まだアンタとそんなに仲良くなってないよ・・・・」っていう。

 

ラスボスの「エターナルクイーン」(スフェーン様)も、目的が取ってつけたような感じがしたし、ゾラージャに至っては彼の行動理念が全く分からなかった。

割と唐突なラスボス「エターナルクイーン」

ラスボス討滅は当然

いつもの♡

もう全部これでええやん

 

特に後半、設定の詰め込みに拍車がかかった印象があります。

 

まず永遠人の設定がよくわからない。急に出てきたテクノロジーを使って、記憶があるかぎり永遠に生きられることになりましたと言われても「えっ?」って感じ。

 

鏡像世界と原初世界で30年の時間のズレがあったのがあんまり説明されてない。第一世界の件があったから、なあなあで済ませちゃったけど・・・。

 

クルルの出自や両親の設定もあんな雑に消費しちゃって良かったの?

 

いきなり出てきたプリザベーションって何よ?

 

ラスボス倒したら空が綺麗になってたけど、あの世界って雷属性にかなり傾いてる不安定な世界じゃないんだっけ?システムをシャットダウンしたからそれも解消されたの?

そもそもアレクサンドリアのある鏡像世界ってどこ!?

 

あと、エレンヴィルはいつまであの重そうなナップサック背負ってるの!!?

 

そんなことを言い出したら、暁月で「終末」が起こった時にトラル大陸の人たちは何やってたん?って話になってしまうので「細かいところはスルーしてね」って話なんでしょうけど。

 

全体的に説明不足な上に、新しい要素は盛りだくさんなので、全然追いつけないまま終わってしまった・・・という感想です。

 

もっとテキストをしっかり読んでいけば、説明されていたり、プレイヤー側で推測出来る部分も多いと思うので、その点は自分のやり込み不足もあると思います。

 

決して嫌いではないんだけど、これまでのFF14にあったようなストーリークリア時の満足感には届かなかったなぁと感じました。

気がついたらエンドクレジットが流れていた(笑)

個人的には、王位継承戦だけに焦点を絞っても良かったんじゃないかなと思います。各4人の候補者にそれぞれ暁のメンバーが付いて、コミカル路線の継承戦バトルストーリーとかだったら、これまでと違った雰囲気が出て良かったんじゃないかな。

 

ヒカセンは任意の候補者のサポートが出来て、それに応じてもらえる報酬やストーリーが変わるような仕組みがあれば、MMOとしても面白みがあったんじゃないかなあと夢想してしまいます。

 

ゾラージャ陣営について、ヒカセンとゾラージャで継承戦を無双する世界線も見てみたかった(笑)

 

そんなわけで少々批判的な内容になってしまいましたが「黄金のレガシー」の個人的感想でした。

 

 

でもねでもね、

次はレイドコンテンツ「至天の座アルカディア」が開放されたから、それが楽しみ!